卓上ボール盤のドリルの振れの対策
ものづくりをしていると、必ず使用する卓上ボール盤。金属板などの穴あけに使います。本格的なプロ用は、高精度ですが重量があり高価です。SDP-13E(新興製作所)を、改造して高精度にしました。SDP-13Eを1万円以下で販売しているホームセンターが1店あります。インターネット販売をしているので、ネットで探してみてください。yahoo,amazon,楽天以外です。
【主軸のブレ改善方法】
ドリルチャックは、SANOU 中国製 1.3~13mmです。これは、精密でした。
ドリルの振れが、あります。主軸とベース間にガタがあるのが原因です。(もしドリルチャックが原因なら、日本製に買い替えればよいです。)
従来定石は、ボール盤は主軸のブレが少ないものを選ぶことでしたが、今回は、改造しました。
主軸のブレの原因ですが、レバーを下げると主軸が出てきます、主軸に縦溝がありその溝を押さえるしくみに問題がありました。
右側に黒いナットとビスがあり、マイナスドライバーでビスを回転させると先端の長方計凸部が溝に入り押さえる仕組みです。
しかし、ネジでしめるので、凸部の最適な位置と溝が一致しないので主軸とベースに間隙ができガタを生じます。押さえる凸部の機能とビスの機能を分けるような機構を作って試してみました。
オリジナルで接続してあるビスとナットは、本体から外し使用しません。押さえ凸部の短いものをM8ビスから加工して作ります。凸部は縦溝の幅とほぼ同じ幅しにして横からのガタを押さえます。
押さえ部品は、凸部で縦溝に対応するでっばり部は、やすりで削り形成します、円形底部はネジ山を削り、適当な長さでカットします。これで部品が完成です。部品を穴に挿入し縦溝に出っ張り部をピンセットで合わせます。別部品のM8ネジとナットで閉めます。
これで、完璧にガタは無くなりました。ドリルの振れが無くなり高精度品になりました。
まず、良い道具からですね。
【主軸のブレ改善方法】
ドリルチャックは、SANOU 中国製 1.3~13mmです。これは、精密でした。
ドリルの振れが、あります。主軸とベース間にガタがあるのが原因です。(もしドリルチャックが原因なら、日本製に買い替えればよいです。)
従来定石は、ボール盤は主軸のブレが少ないものを選ぶことでしたが、今回は、改造しました。
主軸のブレの原因ですが、レバーを下げると主軸が出てきます、主軸に縦溝がありその溝を押さえるしくみに問題がありました。
右側に黒いナットとビスがあり、マイナスドライバーでビスを回転させると先端の長方計凸部が溝に入り押さえる仕組みです。
しかし、ネジでしめるので、凸部の最適な位置と溝が一致しないので主軸とベースに間隙ができガタを生じます。押さえる凸部の機能とビスの機能を分けるような機構を作って試してみました。
オリジナルで接続してあるビスとナットは、本体から外し使用しません。押さえ凸部の短いものをM8ビスから加工して作ります。凸部は縦溝の幅とほぼ同じ幅しにして横からのガタを押さえます。
押さえ部品は、凸部で縦溝に対応するでっばり部は、やすりで削り形成します、円形底部はネジ山を削り、適当な長さでカットします。これで部品が完成です。部品を穴に挿入し縦溝に出っ張り部をピンセットで合わせます。別部品のM8ネジとナットで閉めます。
これで、完璧にガタは無くなりました。ドリルの振れが無くなり高精度品になりました。
まず、良い道具からですね。
ジャイロトゥールビヨン腕時計
トゥールビヨン腕時計
トゥールビヨン搭載の腕時計といえば、超高級品というイメージです。
重力の影響による時間の誤差を無くす機能があります。
(正確に述べると、姿勢差誤差を解消する機構でキャリッジに収めた調速脱進機を
一定の時間で回転させることにより縦姿勢での精度を改善するそうです。)
1795年にアブラアン-ルイ・ブレゲが発明したそうです。
セイコーからは、2016年に発売開始、シチズンからは2017年に発売開始しています。
参入としては、一番遅いと思われます。
値段は、なんとセイコー クレドールで、5千万円と1.2千万円で、シチズンが1千万円でした。
多分機構の制約とは思いますが、手巻き時計です。
純粋に機械式だけで実現する精度としては、高精度なのでしょう。
それよりも、心臓部のトゥールビヨンの回転の動きがきれいで楽しい感じが価値があるのかなとも思います。
一番海外プランド品で安いのは、168万円らしいです。
アカデミー独立時計師協会)(世界で34人の会員)の独立時計師(個人から数人で時計を自作)の内2人が、日本人だそうです。そのうちの1人がトゥールビヨン搭載の時計を制作されているそうです。
出典 Seiko HPより
重力の影響による時間の誤差を無くす機能があります。
(正確に述べると、姿勢差誤差を解消する機構でキャリッジに収めた調速脱進機を
一定の時間で回転させることにより縦姿勢での精度を改善するそうです。)
1795年にアブラアン-ルイ・ブレゲが発明したそうです。
セイコーからは、2016年に発売開始、シチズンからは2017年に発売開始しています。
参入としては、一番遅いと思われます。
値段は、なんとセイコー クレドールで、5千万円と1.2千万円で、シチズンが1千万円でした。
多分機構の制約とは思いますが、手巻き時計です。
純粋に機械式だけで実現する精度としては、高精度なのでしょう。
それよりも、心臓部のトゥールビヨンの回転の動きがきれいで楽しい感じが価値があるのかなとも思います。
一番海外プランド品で安いのは、168万円らしいです。
アカデミー独立時計師協会)(世界で34人の会員)の独立時計師(個人から数人で時計を自作)の内2人が、日本人だそうです。そのうちの1人がトゥールビヨン搭載の時計を制作されているそうです。
出典 Seiko HPより